2011年03月28日

All You Need is Love その3

でも、今のご時世では、文法的に間違などは情報を受け取る側が注意すべきなのだろう。まずは、疑ってかからないと。

その英語を書いた人の英語力がどの程度なのか分からないのに、頭から信じてその英文を覚えないということになろうか。

こういうことは、学校で一番最初に教えて欲しいものだと思う。

「ちょこっとLOVE」をカラオケなどで歌っていた人の中で、この作詞をした人の英語力はどの程度なのか知っている人ってどれくらいなんだろうか?

ほとんどの人は、そんなことを考えもせずに歌っていたんだろう。そして中には、「こういうときにはこういう英語を使えばいいんだ」なんて思った人もいることだろう。

とにかく、宇田多ヒカルぐらいの人が書いたものなら別だが、大抵の日本人作詞家の書いた英語は、まず疑ってかかるぐらいのほうがいい。

当然、私の言っていることも疑ってかかった方がいいかも・・・。

間違って覚えていたり、勘違いしていることも当然あるだろうから。


最後に、「愛しい人 All You Need is LOVE」は、私ならばこうする。

「愛しい人 All I need is your LOVE」
posted by weyrod at 13:19| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月25日

All You Need is Love その2

「ちょこっとLOVE」は一人称で書かれている(日本語によくあるように主語は書かれていない)ので、内容としては「あなた」と「私」の関係。

この"All You Need is LOVE"の You は特定の人。それなのに、LOVE は何にも限定されていない。(^_^;)

自分の気持ちを伝えるはずの文に「私」が存在していない。


英作文は英借文と言われるけれど、文脈も考えずに別の文脈で使われていた文をそのまま移し変えたら、おかしくなてしまうのは当たり前。

英語を歌詞に入れるのはいいんのだが、正しくやってもらわないと困ることになる。

今回の場合は、文法的に正しいから(正しい英語をそのまま持ってきただけだからあたりまえなのだが)、まだいいほうかもしれない。

文法的に間違っていたら、もっとひどいことになってしまう。
posted by weyrod at 21:57| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

All You Need is Love

All You Need Is Love はビートルズの曲で、意味としては「愛さえあればいいんだ」くらいだろうか?歌詞全体の内容を一言で言うと、「愛がありさえすれば、何でもできるよ」ってことだろう。

ここで、love には限定する語句が付いていないから、最も抽象的、一般的な「愛」。そして、you は特定の個人ではなく、「みんな」ということで、一般の人全体のことだと考えられる。

で、古い話で申し訳ないのだが、随分前にこの All You Need is Love を歌詞に含む曲が登場した。覚えている人も少しはいるかと思うけど、「ちょこっとLOVE」というタイトルの曲。

内容は、女の子が男の子への恋する気持ちを綴っているという形になっている。

その中に「愛しい人 All You Need is LOVE」という下りが出て来る。

ここでの All You Need is LOVE はビートルズの曲が頭にあって、それを使ったもののような感じがする。

ただ、そのタイトル(または歌詞)をそのまま使ってしまったので、妙なことになってしまった・・・
posted by weyrod at 19:53| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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