2011年04月21日

OSB(配向性ストランドボード)

OSBとは、oriented strand board の頭文字(acronym)。

そのままOSBと呼ばれるようだが、構造用パネルと呼ばれることもあるらしい。

一般的な合板と違い、薄い木片を色々な向きにして積層して接着したもの。

これからしばらくは、国内での使用が急増することになりそうだ。

震災で国内の合板(plywood)の需要が急増(仮設住宅の建設に必要)しているのだが、
合板の供給が間に合わない(国内の在庫自体が被災して利用できなくなったものもある)ためだそうだ。
強度に問題は無く、JISにも規定されている・・・というようなことが、

ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)で放送されていた。

放送中に紹介されていたカナダのメーカー、
エインズワース・エンジニアリングのHPは
http://www.ainsworthengineered.com/

(日本の窓口のHPは、http://ainsworthjp.com/

そして、ここの輸入を行っているインターレックスのOSBのページは
http://interexfp.com/en/prods_build_OSB.htm


一日も早く、全ての被災者の方に住居が提供されますように。
posted by weyrod at 00:12| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月15日

Mr. Children

Mr. Children という言葉を最初に耳にしたときすごい違和感を覚えた。

まず、Mr.(単数形)+Children(複数形) だから。

要は、形の上では this pens といっているようなものだからだ。

まあ、結論から言うと、
全体として単数を表すなら正しく、
複数を表すなら間違い、ということになる。

例えば、長島茂雄さんの別称として Mr. Giants というのはよく知られている。
この表現は正しい。

この複数形の部分が団体・チーム名であり、
その団体・チームを代表する一人の男ということを表す場合のみ正しいということになる。

だから、Mr. Childrenという表現が成り立つ前提として、
"Children" という団体かチームが存在していないといけないのだが、
・・・そんなもんあるのかな〜?

まあ、いいか?(^_^;)
posted by weyrod at 20:57| 文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

英語の歴史 その5(大母音推移)

中英語と現代英語を分けるものが、大母音推移 (Great Vowel Shift)

これは長母音が組織的に変化した現象で、発音のパラダイムシフトとでもいったらいいのだろう。大体、15世紀から17世紀に掛けて起こった現象で、あっという間に起こったものではない。

具体的には、次のように長母音が変化した。

a: → ei
e: → i:
i: → ai
o: → ou
u: → au

例えば、名前は、
 古英語では nama(ナーマ)
 中英語では name(ナーマ・・・語尾の e は軽く発音されていた)
現代英語では name(ネイム)

というように綴りや音が変化した。

この大母音推移の結果、英語の綴り字の読み方はすごくひねくれたものになってしまった。世界的に見ても、すごい特殊なものになってしまった。

でも、英米人は自分達の綴り字の読み方は普通だと思っている。というか、それしか知らないから、当たり前だろう。

だから、英語を覚えるときには、英語独特の綴り字と発音の規則を覚えないと苦労する。

ローマ字読みでは絶対にダメである。

この英語の綴り字と発音の規則はフォニックス (phonics) という

フォニックスについては、そのうちに、色々と説明したいと思う。
posted by weyrod at 23:24| 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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