2011年03月25日

All You Need is Love その2

「ちょこっとLOVE」は一人称で書かれている(日本語によくあるように主語は書かれていない)ので、内容としては「あなた」と「私」の関係。

この"All You Need is LOVE"の You は特定の人。それなのに、LOVE は何にも限定されていない。(^_^;)

自分の気持ちを伝えるはずの文に「私」が存在していない。


英作文は英借文と言われるけれど、文脈も考えずに別の文脈で使われていた文をそのまま移し変えたら、おかしくなてしまうのは当たり前。

英語を歌詞に入れるのはいいんのだが、正しくやってもらわないと困ることになる。

今回の場合は、文法的に正しいから(正しい英語をそのまま持ってきただけだからあたりまえなのだが)、まだいいほうかもしれない。

文法的に間違っていたら、もっとひどいことになってしまう。
posted by weyrod at 21:57| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

All You Need is Love

All You Need Is Love はビートルズの曲で、意味としては「愛さえあればいいんだ」くらいだろうか?歌詞全体の内容を一言で言うと、「愛がありさえすれば、何でもできるよ」ってことだろう。

ここで、love には限定する語句が付いていないから、最も抽象的、一般的な「愛」。そして、you は特定の個人ではなく、「みんな」ということで、一般の人全体のことだと考えられる。

で、古い話で申し訳ないのだが、随分前にこの All You Need is Love を歌詞に含む曲が登場した。覚えている人も少しはいるかと思うけど、「ちょこっとLOVE」というタイトルの曲。

内容は、女の子が男の子への恋する気持ちを綴っているという形になっている。

その中に「愛しい人 All You Need is LOVE」という下りが出て来る。

ここでの All You Need is LOVE はビートルズの曲が頭にあって、それを使ったもののような感じがする。

ただ、そのタイトル(または歌詞)をそのまま使ってしまったので、妙なことになってしまった・・・
posted by weyrod at 19:53| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

可算と不可算 その2

stone の可算と不可算の例文としては次を参照してみてください。

The floors are made of stone. (床は石でできている。)

A handful of protesters began throwing stones at the police. (抗議者のうちの一握りの者が警察に石を投げ始めた。)

ということで、こうした可算・不可算の概念に疎い日本人としては、そうした区別が英語にはあるんだということを常に意識して英語に接っするべきだと思う。

英語には有るけれど、日本語には乏しい概念はまだまだある。例えば、単数・複数とか。

こうした事象の捉え方の違いを念頭に置いておくということはとても大切なことだと思う。

たいていの場合、すぐに忘れてしまうから。

そのためにも、「これはどうなんだろう?」って思ったことは、辞書や文法書で確認する癖をつけるといいでしょう。
posted by weyrod at 16:50| 文法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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