2011年03月31日

英語の歴史 その1

英語の歴史、特に音の変化について知っていると、色々な発見があったりしてとても面白い。

とりあえずは、大雑把に過去から現在に向かって辿ってみよう。

大本になっているのは、Indo-European(インド・ヨーロッパ語/印欧語)というもの。これは、名前から分かるように、インドからヨーロッパにかけてのほとんどの言語のご先祖様。

この言葉が話されていたとされる頃には、まだ文字は無かったので、この言葉が存在したという物的証拠は何も無い。

しかし、音の変化を過去に向かって遡った結果として、かなりの確率で存在したことは間違いないと思われている。

インド・ヨーロッパ語は、インド・ヨーロッパ祖語とかインド・ヨーロッパ共通基語とか呼ばれることもある。

この Indo-European は普通は IE って省略される。最近は Microsoft の IE の方がすっかり有名になってしまっているのだが、語源などの話で IE が出てきたら、インド・ヨーロッパ語のことを指す。

そして、IE は10の branch(語派)に分かれる。幾つかを以下に列挙してみる。そこに属する代表的な言語も付けておこう。

Germanic(ゲルマン語派)・・・英語、ドイツ語
Hellenic(ギリシア語派) ・・・ギリシア語
Italic(イタリック語派)   ・・・ラテン語、フランス語、イタリア語
Slavic(スラブ語派)    ・・・ロシア語、リトアニア語
Indic(インド語派)      ・・・サンスクリット語、ヒンディー語

英語はドイツ語とは近い親戚で、ゲルマン語派に属しているんことが分かることと思う。
posted by weyrod at 23:20| 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

Twitterの語数

ツイッターは上限が140語。
この語とは、英語では characer となっている。
word (単語)でも、letter (aやbなどの文字)ではない。

このcharacterの定義がよく分からないのだが、
英語では、letter、スペース、改行を含むものであるようだ。

したがって、長い単語なら、語数(character数)は多くなる。

日本語では、1文字1語、改行も1語扱い。

個人的な印象なのだが、同じ140語(characters)なら、
表音文字を使う英語よりも表意文字を使う日本語の方が
含まれる情報量は多くなるように思う。

今回の震災でツイッターが活躍した一因に、
この情報量の多さも含まれるのではないだろうか?

英語なら、何回かに分けて投稿しなければならない情報も、
日本語なら1回の投稿でいいので、
情報の分散の度合いが少なくて済み、
情報の伝達が円滑になされたのだと思う。
posted by weyrod at 20:41| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

All You Need is Love その3

でも、今のご時世では、文法的に間違などは情報を受け取る側が注意すべきなのだろう。まずは、疑ってかからないと。

その英語を書いた人の英語力がどの程度なのか分からないのに、頭から信じてその英文を覚えないということになろうか。

こういうことは、学校で一番最初に教えて欲しいものだと思う。

「ちょこっとLOVE」をカラオケなどで歌っていた人の中で、この作詞をした人の英語力はどの程度なのか知っている人ってどれくらいなんだろうか?

ほとんどの人は、そんなことを考えもせずに歌っていたんだろう。そして中には、「こういうときにはこういう英語を使えばいいんだ」なんて思った人もいることだろう。

とにかく、宇田多ヒカルぐらいの人が書いたものなら別だが、大抵の日本人作詞家の書いた英語は、まず疑ってかかるぐらいのほうがいい。

当然、私の言っていることも疑ってかかった方がいいかも・・・。

間違って覚えていたり、勘違いしていることも当然あるだろうから。


最後に、「愛しい人 All You Need is LOVE」は、私ならばこうする。

「愛しい人 All I need is your LOVE」
posted by weyrod at 13:19| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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